高知市介良乙の県道沿いに築年数不詳の古民家がございます。

現在の所有者様のお姉さまがこのお家へお嫁にいらした時には、既に建っていたことから予想しますと、

大正時代末期と推測されます。

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先代の所有者様は、新しく県道が開通するために、この土地の分断を余儀なくされ、最後の最後まで反対していたのでした。

なにせ、大切な蔵があったのですから。

所有者様が亡くなられた直後に,ついに蔵が取り壊され、土地が分断され県道が開通したのでした。

残された立派な門構えと荘厳な漆喰の塀を見る限りでは、それは立派な蔵が建っていたことでしょう。

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現相続人様から弊社へとご相談を頂いた後、この場所を管轄する高知市役所へと細かい調査をしているうちに目にしたものは、

水道局の水道管図面に大きく記された「調査拒否」の記載でした。

行政に対するなかなかの徹底ぶりが伺えます。

インフラ整備は地域の得にはなる事でしょうが、昔から代々その場所で生活を育んできた方にとってみれば

歴史ある財産をお金に換えられても、その虚しさは計り知れません。

 

土地の広さは437.54㎡(132坪)県道を隔てた南側の土地は544㎡(164坪)

現在雑木林になっている場所は、先代の所有者様の奥様が茶道をたしなまれていたため、茶花をたくさん植えていたそうです。

今は、雑草でうかがい知ることはできません。

 

さて、現在残されている長屋門、漆喰塀を通り抜けて、母屋と納屋を少し見てみましょう。

今回は、暗がりの中での撮影でしたので一部しか画像をアップできませんが、

次回は、改めて床下も含めて全体を調査する事にしていますので、

その後にこの投稿は編集致します。

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まず中へ入るのに、玄関はどこじゃ?・・・

木戸で囲まれていて、複雑なカラクリに四苦八苦(;’∀’)

あーでもない、こーでもない

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無事に屋内に入ると、ベンガラ漆喰の飾り壁がありました。

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朱色に塗りが施された長持

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欄間は、富士山と松の吉兆紋様

薄暗い中での撮影でしたので、少しピンボケしております。

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古民家には必須の神棚

和額と掛け軸

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廊下を行くと欄干のある中二階がありました。

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上へあがって欄干から下を見下ろす感じは、なんだかワクワクします。

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薄暗いので画像ではわかりずらいですが、

上から見下ろすと、なんだか上も下も古民家カフェだったりして、

ここで質の高い珈琲を飲んだら落ち着くんだろうな…と想像してみました。

 

二階の南側の窓にも欄干があり、さぞや景色がよろしかろうと思いましたが、

開け方分からず、次回に持ち越しました。

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襖は作家の名がございました。

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さて、この古民家は、敷地面積132坪あります。

新しい県道沿いです。

駐車台数10台は停められます。

壊すにはもったいない面白い古民家です。

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現所有者様は、

「更地にして建売業者に持って行かれるのは忍びない!

面白い事に使って下さる方につなげて欲しい!」

との事で、弊社にお頼み下さいました。

売却希望ですが、古い建物を活かして世の中のためになる利用をして下さるなら

賃貸もありです。

お家賃は相談に乗ります!

ぶっちゃけ言い値で付く流れとなっております。

 

今のところ、パン屋さん、子ども食堂等のお問い合わせを頂いております。

まだ、お家の中の片づけが済んでおりませず、お足元が歩きにくいですが、

こちらの物件は、水曜日のみご案内可能でございます。

ご希望のお時間をお伝えくださいませ。

ご連絡お待ち申し上げております。

 

玄関の真ん前には、なぜか木製のイスが二つ並んで置いてありました。

子供さんがいらっしゃらなかったそうで、

終生仲の良いご夫婦だったそうです。

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